Web版「kyoto子連れパワーアップ情報」ママも発散!痛快お出かけ日記第17回
ママも発散!痛快お出かけ日記

第17回 「子どもと美術館へ」の巻

「芸術の秋」の言葉通り、秋になるとゆっくり芸術鑑賞したり、お寺めぐりをしたい衝動にかられます。でも、「子連れで美術館は無理だし」とあきらめがち。実際、私も百貨店の美術展で我が子がうろうろ、係員からおとがめを頂いた苦い経験もあります。

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子連れでの美術館は、人の多い「印象派展」なんてもってのほか。人の少ない郊外がおすすめ。ねらい目は滋賀県内の美術館です。

イチオシは、琵琶湖大橋東詰・守山市にある「佐川美術館」。建築物としても素晴らしく数々の賞を受賞。水庭と建物のコントラストが美しく、壮大な世界がそこにあります。

特筆すべきは、駐車場から館内全体がバリアフリーである点。車椅子の方も悠々、ベビーカーもすいすい。そしてなんと「授乳室」があるのです(入り口より右のトイレ横)。授乳室がある美術館には初めて出会いました。

佐川美術館入り口付近
<佐川美術館 入り口付近>

敷地の大部分が「水庭」。その中に彫刻が。

佐川美術館授乳室
<佐川美術館 授乳室>

授乳室の中にはおむつ替えベッドも。

展示物は、画家・平山郁夫氏、彫刻家・佐藤忠良氏の作品が常設。日本最高峰の芸術家の作品が常に見られるので季節問わず楽しめます。11月23日までは、特別企画「人間国宝 江里佐代子・截金(きりかね)の世界」展が開催。初めて出会う截金の技術に心底感動しました。美しい金箔を使った工芸品には子どもたちもじっと見入っていました。

館内には、コーヒーショップとミュージアムショップがあります。コーヒーショップには子ども用椅子もあり、「鴨なんばそばセット」(1,200円)など食べやすいメニューも。ミュージアムショップには佐川急便チョロQやトミカ、絵本など子どもが喜ぶグッズもありました。全ての人を受け入れている美術館だと感じました。

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滋賀県では、瀬田の「びわこ文化ゾーン」にある滋賀県立近代美術館もおすすめです。緑に囲まれ庭園も美しく、開放感いっぱい。人もさほど多くありません。夏休みに行われる子ども向けのワークショップも評判。ちょっとした散策も楽しめます。11月13日までは、「近代日本洋画への道―山岡コレクションを中心に―」が開催されています。

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それでも「遠いから京都市で見たい!」という向きには、左京区岡崎・国立近代美術館の常設展のみの入館はいかが。常設展へは企画展で混んでいる階を通らず、エレベーターで4階に直行。マチスや岸田劉生の絵などが420円(大人)で見られます(無料回覧日11月3日、12月24日、2006年2月18日)。5階の広い窓からは東山連峰が一望。観光客も大喜びのスポットです。常設展だけなら、30分ほどで済みますよ。

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「子連れは芸術難民」という言葉を聞いたことがあります。子どもと一緒というだけで美術館、演奏会からも遠ざからざるを得ません。そんな中でも、場所や時間帯を選んで是非美しいものに触れてみてください。子どもにとっても幼い頃から目を肥やすのは必ず、何かの芽につながるのではないでしょうか。

滋賀県立近代美術館  http://www.biwa.ne.jp/~sg-kinbi/
京都国立近代美術館  http://www.momak.go.jp/
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